prosthesis 欠損補綴

りんご質問箱

インプラント・ブリッジ・義歯 それぞれの特徴

りんご歯科では、歯を失ってしまった場合に、現状で可能な様々な治療方法を詳しくご説明し、患者様ご自身に選んで頂いて治療を進めていきます。歯を失ってしまった場合の主な治療方法は三種類で、保険で治療が可能な入れ歯・ブリッジと、保険の効かないインプラントです。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。

他の要素を考えずに、ご自身の歯を少しでも多く長持ちさせて残していくことだけを考えるならば、インプラントが最もお勧めです。インプラントというと、見た目がきれいなど審美的なメリットや、よく噛めるなどお食事や日常生活の快適さなどが特徴として思い浮かぶかもしれませんが、インプラントの第一のメリットは、今現在残っている自分の歯を守ることです。

入れ歯の場合は、人工歯にかかる負担を、バネをかけた残っている歯が負うことになります。自分を支えるとともに、入れ歯までを支えることになってしまった歯は、予想以上に負担がかかり、やがては抜け落ちてしまうリスクが高まります。

ブリッジの場合は、橋渡しをするために、土台となるまわりの健康な歯を削らなければなりません。その上に人工歯の負うはずの負担をまわりの歯が支えることになるので、やはりじわじわとダメージを受けていきます。特に歯が折れてしまった場合など、不慮の事故などで歯を失ってしまった場合や、両隣の歯が健康な歯の場合は、歯の寿命を大きく縮める原因となります。

しかしインプラントは、人工歯自体が顎の骨にしっかりと根を築き自分自身を支えるため、まわりの歯は今まで通り自分の歯だけを支えれば良いので、負担をかけるよりも大幅に寿命が伸びます。インプラント自体も定期的なメンテナンスさえ怠らなければトラブルのリスクはとても低く、現在ではインプラント治療後の保証期間を10年としている歯科医院が増えてきています。※りんご歯科のインプラントは10年保証です。

とは言っても、インプラントにもいくつかの問題点があります。外科手術を要すると言うこと、費用に対して保険が適用されないため、費用が自費負担になってしまうことなどです。これらの点からインプラントではなく他の治療方法を選ぶ方も多いでしょう。
インプラント・ブリッジ・義歯それぞれの特徴  しかし中には、インプラントと言う治療方法を全く知らずに、ブリッジや入れ歯による治療を受けている方、逆にインプラント以外の選択肢を提示されずに、インプラント治療を行った方もまた、大勢いるはずです。
りんご歯科クリニックでは、そういった事が起こらないよう、治療を開始する前に、考えられる様々な治療方法と、それに伴う費用を提示し、その中で最も適したものを患者様に選んで頂きます。
最終的にどのような治療方法を選ぶかは、患者様自身が決めることです。その選択肢の中にインプラントと言うすばらしい治療方法を加えてみてはいかがでしょうか。

義歯(入れ歯)

  • 針金などで人工歯を支えるため、まわりの歯への負担が大きい
  • 隣接した歯が虫歯になりやすい
  • 歯の抜けてしまった部分の顎の骨が痩せてしまう
  • 自分の歯と比べると噛む力が落ち、噛みごこちも悪い場合がある
  • 取り外しての毎日のお手入れが必要
  • 口の中に違和感を感じやすい
  • 食べ物が挟まって不衛生になりやすい
 

りんご歯科クリニックでは、これらの欠点を少しでも補い、噛みごこちの良い自然な入れ歯を作るために、歯の型取りを段階に分けて細かくとっています。
建物二階の技工室には、歯科技工士が常に勤務しておりますので、ドクターとの意思疎通もしやすく細かい調整が可能です。また院長齋藤は歯科技工士として技工士学校の講師をしていたこともある、技工物や入れ歯のスペシャリストです。
入れ歯の完成までには多少の期間が必要になりますが、患者様それぞれのお口の中に合った入れ歯を作ることが出来ます。
また、保険適用外の素材を使用することでも、これらの欠点を軽減することが出来ます。

入れ歯が合わない、入れ歯が痛い、入れ歯が外れるなど、入れ歯についてのお悩みはお気軽にご相談下さい。

ブリッジ

  • たとえ健康な歯でも、両隣の歯を削らなければならない
  • 歯の抜けてしまった部分の顎の骨が痩せてしまう
  • 支えになる歯への負担が大きい
  • 人工歯の下に食べかすが詰まりやすい

インプラント

  • 噛みごこちが自分の歯に近い
  • 周りの歯を傷つけない
  • 見た目がきれい
  • 今ある自分の歯を守れる